中学世代というのは育ちざかりの成長過程にあるので
非常に難しい時期でもあります。
小・中学生は体の大きさや強さには大きな個人差があり、
その個人差はスポーツ全般に言えることですがプレーにも反映されます。
生まれた年月によってもその理解力や体格は大きく異なることを
指導者は意識しなければなりません。
どうしても早生まれの子供はその体格面や思考面において、
ハンデを知らず知らずに感じてしまい、
結果的に辞めてしまうケースがあるということを
大人は理解しておかなければ正しい指導をすることはできません。
ですから、選手を一律に考えるのではなく、
一人ひとりのそれぞれの個性を尊重しながら、
指導を行なっていきたいと考えております。
野球はチームスポーツです。
個人練習は自由な雰囲気を大事に行ないますが、
全体練習での連係プレーなどを含め一生懸命行なっている選手の
迷惑になるような行動があった場合は注意します。
誰にでも練習に身が入らないと感じるときはあります。
そんな時は選手に声掛けを行なって、現状の把握に努めます。
厳しい練習を一生懸命やり切ることの繰り返しが
勝負を伴うスポーツにおいて大切であることを共有します。
中学時代の短い期間に軟式野球を通じて、
体力だけに頼った野球を行なうのではなく、
技術を磨き、怪我防止に努め、
その後のキャリアを実り多いものにするための
コンテンツとしてチーム運営を行ないます。
そして人生において長く野球を愛する人間を
育てていくことが最終目標になります。